シリーズ【イギリス保育園探検隊~YMSみゆき先生の実体験レポート~第7回 子ども一人一人を尊重するイギリスの保育】(その2)
前回に引き続き、私みゆきのイギリス保育園実体験レポートです。
私は日本の大学で保育を勉強して保育経験もありますが、最初の頃はイギリスと日本との違いに戸惑うこともありました。日本の子どもは先生の言うことを比較的ちゃんと聞き入れてくれますが、イギリスの子どもはそうはいきません。危ないことをしている子どもを注意すると、自分の意見を主張して「だって、やりたいんだもん!」と言われてしまいます。そんな時は「危ないし、けがをしたら先生もママもパパも悲しいよ」と本人が納得するように伝えなければなりません。
それだけでなく、言葉の壁は厚く、日本を発つ前から英語を勉強していましたが、とっさに言いたいことが出てこないこともあって、ずいぶん歯がゆい思いをしました。
そんな中、私が日々の保育で心がけていたのは、「Good morning」や「Good bye」の日々の挨拶の後に、必ず子どもの名前を言うことです。一人一人を大切にするイギリスの保育-些細なことのようですが、そうすると子どもたちの反応も違います!
他にも、イギリスは家族愛の強い国だということに気づきました。送り迎えに来る親が、いつも子どもに愛情を言葉で伝えている様子が素敵です。私も、これからはもっともっと家族を大切にして、両親に「ありがとう」と伝えていきたいと思うようになりました。
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