『ハリー・ポッターの世界から学ぶ』シリーズ:ハウス制度とは?(その2)
前回の記事から始まったこのシリーズ。今回は『ハウス制度』が現実の世界ではどのようなものなのかをお伝えしていきます。
イギリスの小・中学校に導入されている『ハウス制度』は、ハリーポッターのホグワーツ魔法学校のような寄宿制の学校に限らず、通学制の学校でも幅広く行われています。
学校の規模によってその数は違いますが、全校生徒が縦割りでいくつかのハウスに分かれて所属しています。そして、それぞれに名称、ハウス・カラー、ハウス・マスコットなどが決められています。ハリー・ポッターで言うなら、「グリフィンドール」のハウス・カラーは赤と金、マスコットはライオンで、誰がどこのハウスか一目で分かるようマントやマフラーがハウスカラーで仕立てられていますね。
現実の学校でも、制服のネクタイの色やバッジの色などで自分の所属するハウスを示せるようにしています。また、それぞれのハウス・カラーでハウス名や学校名が記されている体操着を使っている学校も多数あります。
では、この『ハウス制度』、毎日の学校生活ではどのように使われているのか、次回の記事でご紹介します。
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